不動産売却に最適なタイミングは?~要素~

不動産の売り時を判断する主な要素について考えましょう。
①【市況】
市場で取引される不動産価格が上がっているか、下がっているかを把握することで、売り時を見極めます。不動産価格の動向を把握するにはが役立ちます。国土交通省が公表している不動産取引の統計データ(「不動産価格指数」)を参考にして下さい。
②【築年数】
築年数で判断するなら「できるだけ早め」をお勧めします。築年数が浅い(築浅)ほど売れる傾向があるからです。木造一戸建ての場合、税法上の耐用年数は築20年を超えると資産価値はほとんどなくなってしまうことやリフォーム費用も増えてきます。マンションも、築25年~30年ほどで設備の老朽化が進み、価値が下落する場合が多いとされています。
③【所有期間】
不動産の所有期間で売却のタイミングを見極めるには、税金(譲渡所得)の視点から5年が1つの目安。所有して5年以下の不動産は「短期譲渡所得」の区分になり、5年超の「長期譲渡所得」に比べて税金が倍近くかかるからです。
④【季節】
春の新生活がスタートする前の1月~3月は、新年度・新学期を迎える前の生活環境の変化に伴い、気候的にも活動しやすく不動産の需要がある時期です。売却活動から引渡しまでには3か月~6か月かかることを意識して活動することをお勧め致します。前年の11月くらいに不動産会社と媒介契約を締結しましょう。
