売却でよく使う不動産用語 ~売買契約編・・・その②~

売却でよく使う不動産用語 ~売買契約編・・・その②~
①抵当権
抵当権とは住宅ローンが返済できなくなったときに備えて、借入先の金融機関が担保とした不動産によって弁済を受けることができる権利のこと。不動産を売却するためには住宅ローンを完済して抵当権を外す必要があります。
②手付金
手付金とは、不動産の売買契約が成立した証拠として買い手から売り手に支払われるお金のこと。本来、手付金は売却代金の一部ではなく契約解除になった場合の違約金として捉えられるのが一般的です。しかし、売り手と買い手との取り決めによって売却代金の一部に充てることもできます。
③登記識別情報
登記識別情報とは、登記手続きの申請者と登記名義人が本人であることを確認するための情報のこと。不動産の登記手続き後は、これまでの登記済権利証の代わりに12桁の英数字が羅列された登記識別情報が発行されます。12桁の英数字を知っているのは登記手続き申請者及び登記名義人本人しかいないため、売買契約時に本人確認書類として使われます。
④印紙税
不動産取引で印紙税の課税対象となる代表的な文書は、売買契約書です。税額は、売買契約書に記載された金額に応じて決まります。
⑤登録免許税
登録免許税は、不動産、船舶、会社、人の資格などについての登記や登録、特許、免許、許可、認可、指定および技能証明について課税される国税です。不動産を売却する際には所有権移転登記や抵当権抹消登記などの手続きが必要です。この登録の手続きに課税されるのが登録免許税です。
売却でよく使う不動産用語 ~査定編~
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