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利用した民間ローンの金利タイプについては、「変動金利型」の占める割合が 73.9%(対前年度 比 10 ポイント減)となっている一方、「固定金利期間選択型」は前年度から 9.0ポイント増加し て 17.1%となった。
固定金利についてみると、「固定金利期間選択型 10年」が年々増加して今年度は 39.7%(対前 年度比13.8ポイント増)となった。また、「全期間固定金利型」では「20年超」が前年度から 減少して 16.7%(対前年度比 9.2ポイント減)となった。
金利タイプによって、金利や返済額の見直しルールが異なります。固定金利特約型の特徴を確認しましょう。
固定金利特約型(固定金利期間選択型) | 変動金利型 | |
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イメージ図 |
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適用金利 |
2年・3年・5年・10年等、一定期間だけ金利を固定 固定金利特約期間終了時には変動金利型となるが、その時点の金利で固定金利特約型を再設定することも可能 |
半年ごとに見直し (見直し基準日は毎年4月1日と10月1日です) 固定金利特約型への変更も可能 |
返済額 |
固定金利特約期間終了後に見直し (適用金利の変更による返済額の増減に限度なし) |
5年ごとに見直し (ただし、変更前の返済額の125%までが限度) |
メリット |
一定期間の金利・返済額が確定する 一般的に短期の固定金利特約は、変動金利に比べ金利が低い |
半年ごとに金利を見直すため、金利の低下局面では総支払額が減少しやすい |
デメリット |
金利の低下局面でも、固定金利特約期間中は、金利変更ができない | 半年ごとに金利を見直すため、金利の上昇局面では総支払額が増えやすい |